10月30日のゼミ活動
1. 総合演習
『世界の歴史』25巻の6章「パクス・ブリタニカの盛衰」を
輪読しました。
今年は、レジュメ作りに学生が苦闘しているようです。
長い文献を相手に分かりやすく伝えることのむずかしさを
今、感じているようです。
文献に対しては、工業化がもたらした正負の両面について
活発に意見が出されています。
2. 専門演習
英語文献の講読を進めています。
1960年代から80年代の米・カナダの環境史について
グループごとに英語を翻訳・レジュメ化しています。
的確なまとめになっていて、
県大生の基礎学力が決して低くないことが見て取れます。
レイチェル・カーソンの『沈黙の春』への関心も高まったようです。
また卒論報告会を引き続き、行っています。
4年生はいよいよ執筆の最終準備となります。
3年生は、来年に向けたテーマ選定を行っています。
10月23日ゼミ活動
1. 総合演習
「ヨーロッパの工業化とプランテーション開発」の部分を
報告してもらいました。
これまで奴隷制という言葉は知っていても、
奴隷の意味を考えたことはなかったとのことで、
そういう良い機会になったようです。
2. 専門演習
(1)4時間目
「郊外の開発/高速道路」「サンベルトの形成」「自然でのレクリエーション」の三点について検討しました。
今回は四年生が報告担当で、丁寧なレジュメを作ってもらいました。
現代の高速道路の是非についても、話が及び
多様な議論が展開されました。
(2)5時間目
卒論報告会として、指方くん、中村さん、財部さん、長岡さん
山崎の五人の報告を聞きました。
四年生は完成に向けた中間報告のとりまとめとなります。
良い論文を仕上げていきましょう。
10月19日ゼミ活動
1. 総合演習
『アジアと欧米世界』の4章「ヨーロッパの生活革命」を
講読しました。
レジュメ作りに苦労しているようです。
ゼミ生から、コーヒーやお茶がもたらした影響について
色々と意見が出されました。
2. 専門演習
(1)4時間目
先週に続き、「持続的な森林政策」「西部のダム」「原爆」「プラスチック/包装」についての四つの報告を行ってもらいました。
学生たちからは、特に包装に関する意見が多く出されました。
(2)5時間目
合同ゼミ報告会に向けて、最初のプレ報告を行いました。
まずは大きなテーマを決めていくという方向で進めていきます。
また、卒論報告も行われました。
10月9日ゼミ活動
1. 総合演習
面白いけれど、少し長い文献を読んでいくということを
目標に、加藤祐三/川北稔『世界の歴史25 アジアと欧米世界』を
講読していくことにしています。
ただ、半期のみの開講となりますので、
3章の「ひとつの世界へ」から読み進めることになりました。
レジュメの作り方などの技術的な点と
近代史の知識の双方を学んでいく予定です。
2. 専門演習
(1)4時仮面
The Atlas of U.S. and Canadian Environmental Historyを
班ごとに分けて、報告していくスタイルをとっています。
前期の20世紀環境史との兼ね合いから、1930's以降のパートから
始めました。
今回は「イントロ」「ダストボウル」「農業の化学化」「渡り鳥」
の四つについて報告を行ってもらい、
それぞれにディスカッションポイントを出してもらい議論しました。
(2)5時間目
この時間は、卒論などの報告の時間となっています。
今回は岩永君、城下君の二人の報告を聞きました。
しっかり準備して、卒論を作りましょう。
10月2日ゼミ活動
2015年度も後期の授業が始まりました。
前期以上に充実したゼミ活動を行いたいと思っています。
1.総合演習
しまの学習から、いよいよ総合演習へ移行します。
今年はコーヒーを中心に、その歴史と今を検討していきます。
まずはガイダンスとして、しまの活動の総括を行いました。
2.専門演習
初回は、長濱ゼミ1期生の高倉優さんを迎えて、
社会人生活、女性の東京暮らしなど、
とても良いお話をしていただきました。
また、4年生のお二人からも、就活のアドバイスをいただきました。
参加者からは、
「東京と地方、どちらが良いか?」「教職希望にとっての就活」
など、いろいろな質問が飛び交いました。
高倉さんのお話にも出ましたし、懇親会で4年生も語ってくれたのだけど
「意外に学歴って意味がない」という考えが
私だけでなく、学生たちにも共有してもらえているようです。
長崎県立大佐世保校の学生たちは、西のはての大学ということもあって
なかなか目立ちませんが、よい学生が多いと思っています。
企業の方の目にこのブログが留まるようでしたら、
どうぞ、ご検討ください。