4月15日ゼミ活動
4時間目
今年度は、ゴミと人間の歴史を考えてみたいと思っています。
大量消費・大量廃棄の時代に生きているわけですが、
それを歴史的に辿ってみようというものです。
シルギー『人間とごみ』という著作を手始めに読み始めました。
フランスを中心とする内容になっていますが、
時代ごとに「ごみ」との付き合い方が異なっていることを議論しました。
5時間目
グループワークを中心に取り組みます。
今週は、留学帰国組の皆さんに
フェアトレードに関する英語文献の講読をお願いして、発表してもらいました。
Handbook of Research on Fairtradeという論文集が
2015年に刊行されました。
最新の研究成果が取りまとめられています。
学内で進めているフェアトレード推進活動に論理的な柱を与えられるように
勉強していきましょう。
第四回合同報告会
毎年この時期に、3年生の研究報告の場を設けています。
今回は12月23日の祝日を半日使って、開催しました。
今回は、5ゼミから8つの報告を準備してもらいました。
私たちのゼミは、パスポートの意義、太平洋戦争の銃後という
二つのテーマを設定して、25分のちょっと長い研究報告を行いました。
太平洋戦争は、戦後70年を意識してのことでしょうし
パスポートはシリア難民問題をイメージしたようです。
どちらも、歴史と今を結び付けることに努力していて
「歴史は骨董趣味の学問ではない」という日ごろの小言を
しっかり意識してくれたようです。
まずは太平洋戦争の報告の様子
つづいてパスポート
おかげさまで、太平洋戦争の報告は金賞をいただきました。
経済数学の実用的利用であったり、少子化問題
エネルギー問題などなど、経済学の持つ面白さを
体感できるひと時でした。
来年度以降も、こうした試みを続けたいと思います。