第15回フェアトレード学生サミット
夏休み中は、話題が乏しくなりますが
今年は大きなイベントがありました。
第15回フェアトレード学生サミットが開催され、
そちらに参加させていただきました。
15年目で、初めての地方開催(関東・関西以外)とのことです。
全国から50名ほどの学生が集まり、
相互理解、フェアトレード推進の議論などの充実したプログラムが
展開されました。
手元の資料によると、
22日は熊本市の散策や自己紹介、アクションプランのテーマ発表
23日はフェアトレードに関する基本的な理解の復習、
フェアトレードタウンへの道のりに関する講話。
24日はアクションプランの発表審査。
学生が主体的に運営しており、「頼もしい」の一言でした。
都会と田舎の学生が交流したわけですから、
色々な違いも感じたことと思います。
そして、できればこの熱い思いを、大学での学びにも活かして欲しいものです。
抽象的な学びが多い大学ですが、そのような抽象的な思考も
学生の成長には不可欠だと思うからです。
明石さんと幸山さんの講話の様子
アクションプランの発表の様子
県立大からの参加者5名
全体の集合写真
佐賀大の皆さんと県大での集合写真
今後とも、フェアトレード活動を盛り上げていきましょう。
2017年度ゼミ研修旅行(7月8-9日)
今年度は、山本ゼミ(流通経営)と芳賀ゼミ(経済)とともに
水俣に出かけてきました。
旅行の目的として
1)戦後日本における最大の公害事件である水俣病について学び、環境と地域の調和的な発展について考える場を持つ
2)3つの分野の異なるゼミの交流を図り、相互に刺激を得る
3)九州の魅力を体感する場を設ける
の3点を掲げました。
7月8日
7:45 大学集合 8:00 大学出発
11:00頃 宮原サービスエリアで昼食
13:00頃 水俣市立水俣病資料館に到着(〒867-0055 熊本県水俣市明神町53番地) http://www.minamata195651.jp/
まずは全体写真(計35名の旅となりました)
まずは館内の見学です
13:30から被害者のご家族である川本氏から講話
被害者としての認定の戦いがいかに大変だったか、
非常に興味深いお話を提供していただきました。
予定時間を越えた質疑応答でした。
川本氏には心からお礼を申し上げます。
施設の見学後、隣接のメモリアルの見学
九州の豪雨が嘘のようにきれいに晴れてくれました。
2年生と撮影
3年生と。全員一緒のシャツになっていますが、
これはゼミで作成したものです。
15:00ころ環境省水俣病情報センター http://www.nimd.go.jp/archives/index.html
慰霊碑の訪問
男だらけで恋人の聖地
16:00すぎ 同地出発
昇陽館 http://www.shoyokan.com/main.html
18:30 夕食 地域振興に熱心に取り組まれている福田農場
施設の経緯についてお話をしていたたきました
大満足のご馳走でした。
20:30 宿にてゼミ旅行恒例の「ゼミ紹介」の時間(各ゼミ5-10分ほど)
7月9日
9:00ころ 宿を出発
9:30 熊本県環境センター到着
平尾先生による環境レクチャーをお願いしました。
アクティビティを加えた面白い内容でした。
(〒867-0055 熊本県水俣市明神町55番1号) http://www.kumamoto-eco.jp/center/
11:30 道の駅 みなまたにて昼食
http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/kobetu/minamata/minamata.html
12:30ころまでには水俣を出発
14:30 サントリー熊本工場にて工場見学 (70分)
http://www.suntory.co.jp/factory/kyushu-kumamoto/
集合写真。みんな、試飲に向けて、わくわくしてますね(笑)
とてもいい笑顔ですね。
今回、本当に良い勉強ができました。
多くの方のご支援・ご協力をいただいて
無事に旅行を終えることができました。
心からのお礼を申し上げます。
しっかりと今後の教育に活かしたいと思います。
最近のゼミ活動
基礎演習(2年生対象)
中心に進めています。
やや、本を読むのにも疲れた時期のようで
6月9日のゼミではグループワークを行うことにしました。
イギリスの中学向けの歴史教科書が翻訳されたものです。
授業の展開方法など、とても示唆に富んでいます。
普段は、少し発言するのが苦手な学生も積極的に発言していましたね。
専門演習
4時間目は、Melosi, Precious Commodityの講読を続けていて
ダム建設の意味の部分に入ってきました。
5時間目は、The Routledge Handbook of Tourism and the Environmentに
所収されているFair Trade in Toursimを講読しました。
2時間続けて、英語文献に触れることになりました。
日本語ではない情報源に触れるということも大事なことです。
今後とも積極的に学んでいきたいと思います。
第一回地歴公民教養講座開催のお知らせ
教員を進路希望とする学生の能力の向上、全国的に取り組みが深まっている高大の教育接続などを目的として、本講座を立ち上げることといたしました。ご多用のことと存じますが、ご参観を賜れれば幸いです。(どなたも参観可能です。もちろん無料です)
1. 実施日 平成29年6月17日 (土)...
2. 内容
1)開式の挨拶 (9:50から)
2)学生による模擬授業 (10:00から10:40まで)
東京書籍『世界史B』292から301ページ
「イギリスの覇権とヨーロッパ諸国」
3)模擬授業に対するフロアからのコメント (10:40から10:50まで)
4)大学教員による関連講義 (11:00から11:40まで)
①担当者 地域創造学部公共政策学科 長濱 幸一
②論題 「ネイション意識の複層性について―チェコ人企業家を例に―」
5)総括議論 (11:40から12:00まで)
6)閉会の挨拶 (12:00から)
3. 場所
長崎県立大学佐世保校 新館 503教室
4. その他
1)9時30分より開場しております
5月12日ゼミ活動
基礎演習
水島司『グローバルヒストリー入門』の前半部分と
発展とはどんなことなのだろうか。
自分たちが学んだ教科書はグローバルヒストリーではなかったか。
ディスカッションのポイントとして、
以上のような点を挙げました。
どんどん意見を出せるようになるといいですね。
専門演習
4時間目は『水の征服』を検討。
途上国での水資源の整備などについて議論しました。
19世紀フランスの水事情が、現代の問題を考える際の
一つの尺度として、どの程度可能か、少しずつ考えていきましょう。
5時間目はミニテーマ・第一次世界大戦。
英語の文献を少しずつ読みすすめました。
なかなか苦労しているようですが、英語の量が今後増えていますから
がんばりましょう。