高見君送別会
高見君がドイツ・チュービンゲン大学大学院への進学が決まりました。
その送別会をささやかに我が家で行いました。
同期の仲間も来てくれました。
高見君の活躍を心から祈ります。
2017年度ゼミ追い出し
2月2日は2017年度のゼミ最終日でした。
このゼミでは、毎年、一年を振り返り、
次の計画や希望などを語ってもらうことにしています。
3年生からは、この一年のゼミ活動でとても成長できたという
嬉しい発言が相次ぎました。
留学生の陳さんも、この半年で見違えるように日本語が上達しました。
4年生は、県立大学での学びを総括して、3年生への激励の言葉をおくってもらいました。
学生たちのコメントを聞いていると「良い仲間になれた」と思います。
仲間になるというのは、なかなか難しいことです。
とくに大学のように適度な距離感で人間関係が成立するところでは
意識的に人と交わる必要があります。
ゼミを通じて一生付き合える仲間ができたことを嬉しく思います。
3年生からは4年生へ記念品の贈呈がありました。
4年生からは私にネクタイのプレゼントがありました。
心遣いに大変感謝します。
若い命がきらきらと輝ける社会であってほしい。
年度末はいつもそういう思いになります。
12月23日学内合同ゼミ報告会
すでに年も明けて、立春のときに昨年の話で恐縮です。
12月23日、6回目の学内ゼミ報告会を実施しました。
今年は16チームが参加し、報告25分、質疑10分の知的鍛錬の場となりました。
本ゼミからも2チーム参加。
水の歴史と金融恐慌の歴史というテーマで参加しました。
質問も積極的に行ってくれました。
なんと最優秀報告を頂戴しました。
この2ヶ月ほど、この報告のために、朝から勉強を重ねてきました。
ゼミ生にとっては、「勉強した」という自信が身についたようです。
このように県立大では、真摯な学びの場が準備されています。
学部長挨拶
多くの学生が参加しました
ゼミ長西嶋君
渡木君も
水の歴史班の報告の様子
優秀賞を頂戴しました
全体集合写真です
よく頑張りました!
第二回東洋英和女学院大学(高崎ゼミ)との合同ゼミ
12月9、10日と佐世保校において、高崎ゼミと長濱ゼミの合同ゼミを
実施しました。
昨年度は、私たちが横浜の東洋英和にお邪魔しましたので、
今年度は、高崎ゼミの皆さんがこちらにおいでになったということになります。
まずは、以下の狙いを共通事項として設定しました。
1)日ごろの研究成果を学外者に伝える練習の場とする
2)環境の異なる場で学ぶ学生たちの交流を図る
3)西九州の社会経済や歴史文化に触れる
・・・陶磁器の中心地としての西九州・長崎県の歴史を知る
以下はスケジュールにしたがって、活動を振り返りたいと思います。
11:30 高崎ゼミ佐世保駅着
↓ 車でピストン輸送
↓ 長濱ゼミ代表者 佐世保バーガー調達・・・600円程度
12:20 長崎県立大学には確実全員集合 (307教室)
↓ 各大学混在で適宜ランチ
↓ 大学・ゼミ案内(各大学5分)
高崎ゼミのゼミ紹介
13:00頃 グループワーク
学生34名を5チームに分ける。討論のテーマ発表後、チーム内で持ち時間(30分)で議論したうえで、結論を模造紙に記入。できる限り客観的な結論に導くようにする。
熱心に議論をしていましたね。
いよいよ研究報告です。
13:50~14:20
①長濱ゼミ2年「地域振興・商店街に関する研究報告」(公共政策2年有志)
14:25~15:05
②高﨑ゼミ3年「なぜギリシャとドイツで格差が生まれたのか?」
15:10~15:45
③長濱ゼミ 「水道の歴史的な意味について」
15:50~16:35
④高崎ゼミ3年「なぜ、Brexitは起こったのか?」
16:40~17:20
⑤高﨑ゼミ3年「日本女性のワークライフバランスを整えるためには~スウェーデンの制度との比較から~」
18:30ころ 佐世保市街の「ムギハン」にて懇親会4000円(+税) ・教員は打合せ
10日(日)
10:10~10:45
⑥長濱ゼミ3年「歴史の中の金融恐慌」
10:50~11:40
⑦高崎ゼミ3年 「アベノミクスの成長戦略 ~EPAと観光~」
12:00~
【事前準備】2台レンタカー(大型車)を準備(佐世保駅前 ニッポンレンタカー)
12:30 有田ポーセリンパーク・のんのこの郷
14:00前頃 同地出発 (絵付け体験が早めに終われば少し早めに移動)
↓ 5km (10分)
14:00 佐賀県立九州陶磁文化館
844-8585 有田町戸杓乙3100-1 0955-43-3681
★学芸員の説明を伺い、陶磁器の一大集積地西九州の歴史的な背景を理解しよう
博物館内には好きな有田焼でコーヒーを飲める喫茶スペースも有り
15:20 有田陶磁の里 有田焼卸団地
有田町赤坂丙2351-170 0955-43-2288
★伝統的な有田焼から現代的な器まで自由に店舗を見学、購入
ゼミの近況(3)
11月22日、熊本を訪問しました。
アジアでは初、当然、日本でも初のFTタウンです。
その推進委員会の総会に出席させていただくことになりました。
総会は夜からでしたので、まずは熊本学園大学を訪問。
こちらは申先生を中心に学生さんたちが自主的にカフェを運営されています。
東アジア共生カフェといいます。
カフェ運営の課題や面白さ、そしてFT運動の深化について
いろいろとお話を伺いました。
ご多忙な中、いつも対応してくださる先生方に心からの御礼を申し上げます。
カフェ内には、フェアトレードの展示も多くありました
その後、熊本城の復興状況、国際交流会館のFTカフェの視察を経て
総会へと伺いました。
ゼミ生の鈴木君による活動報告も行われました。
今年、浜松市が日本で4番目、世界で2009番目のフェアトレードシティになりました。
この数年で一気に1000から2000台に増えたことになり、
世界的な普及が目覚ましいことが分かります。
同時に、当初先進国と途上国の格差解決から始まった活動が
国内や地域内の格差にも関心が広がってきています。
これは経済学や地域創造学とも関わる問題で、とても興味深い点です。
これについては、少し勉強を深めたいと思っています。
また学生FTカフェへの経済学部学生の参加率が低いとのこと。
世の中の公正に経済学部が鈍感になっていないか、心配な点です。
いずれにしても、今回も多くの方にお世話になりました。
今後とも熊本とのご縁を大事にしていきたいと思います。