Nagahama Seminar's blog

長崎県立大学の長濱ゼミのブログです。各年度のHPは、右側のリンクに整理されています。ゼミ活動に関心のある方は、ご参照ください。

12月19日島の報告会

12月19日、本年度から本格施行となった

COC事業の長崎の島に学ぶ事業の最終報告会が

開催されました。

フィールドワークでお世話になった各島とも

同時中継される中での報告会でした。

 

私たちのゼミは「対馬まなびカレッジ」というテーマで

新設される博物館、それを中心とした対馬史の学びの可能性

そして空き家の活用法を結び付けて検討してきました。

考えていたこと、学んでいたことと、対馬で感じたこと

学んだことを、四苦八苦しながらまとめてもらいました。

 

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最終結果では、なんと学長賞を頂戴しました。

離島の抱える問題は、本当に多岐にわたるものであり

西の最果ての大学で学ぶ私たちにとって、

真剣に考える問題であり、心を寄せていく必要があるのだと

考えております。

対馬の皆さんには大変お世話になりました。

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お知らせ

2015年12月19日(土)

13:30より、本学の506教室で

本年度の島のフィールドワークの成果報告会が開かれます。

当日は、シーボルト校のみならず、

各島をつないで、報告を生中継するそうです。

私どものゼミも、対馬の成果報告の一環をさせていただきます。

学外の方も参加自由です。

 

2015年12月23日(水)

こちらは、3年生の一年の学びの報告会という形で

12:00から504教室で5ゼミ8報告が行われます。

こちらも、他学部・他学科・学外の方、どなたでも参加可能です。

ぜひ、ご質問などお願いします。

私たちのゼミは、「パスポートの歴史(仮)」「銃後から見る太平洋戦争(仮)」といった内容で報告予定です。

学生たちが自分たちで学び、作り上げる報告です。

 

久しぶりのゼミ活動報告

1か月ほど、ゼミ活動報告をさぼってしまいました。

ここ最近の様子を、少しご報告します。

2年生の総合演習は、

『世界の歴史 アジアと欧米世界』を講読後

小澤『コーヒーのグローバルヒストリ―』へと進み、

コーヒーという商品から見える南北問題を考えてきました。

現在は、10名のセミ生を3つのグループに分けて

・チョコレートの歴史班・・・コーヒーとの類似性を検討する

フェアトレード班・・・・・問題の解決策を考えてみる

・食を巡る諸問題班・・・・・二つの問題を大きな枠組みで考える

こういう勉強を続けています。

相手に分かるように報告するというのは、なかなか難しいようで

みんな苦労していますが、少しずつ良くなっている印象です。

 

34年の専門演習は、

英語文献のAtlas of U.S. and Canadian Environmental Historyの

1960-80年代を経て、1980年代から現代の部分へと読み進めています。

グループに分けて、翻訳して物をレジュメにしてもらい

議論を進めています。

今回はディスカッションポイントを報告者に設定してもらって

 議論が散漫にならないように工夫しています。

また、合同ゼミ報告会に向けて、各チーム努力しているところです。

卒論の個人研究と異なり、意見の調整に苦労しているようですが

2015年にふさわしい報告ができそうです。

 

2015年度学園祭

11月7,8日に、学園祭が開催されました。

今年は、フェアトレードのコーヒーとチュロスを販売しました。

あいにくの空模様で、集客には苦労しましたが

みんなで協力して、販売することができました。

 

 

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11月6日ゼミ活動

学園祭前ということもあり、卒論報告を中心に行いました。

また、この日は、卒業アルバムの撮影も行われました。

【2015年度長濱ゼミ 集合写真(石原君、谷川さん欠席)】

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【4年生男子】

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【4年生女子】

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【4年生集合写真】

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国立大学のような少数の学生で構成されるゼミというわけにはいきませんが、私立ほどの大規模でなく、国立ほどの小規模でない

公立大学ならではの良さがあるのではないかと思っています。

この写真の笑顔が、一瞬のものに終わらないように

前向きなゼミ教育を展開したいと考えています。

10月30日のゼミ活動

1. 総合演習

『世界の歴史』25巻の6章「パクス・ブリタニカの盛衰」を

輪読しました。

今年は、レジュメ作りに学生が苦闘しているようです。

長い文献を相手に分かりやすく伝えることのむずかしさを

今、感じているようです。

文献に対しては、工業化がもたらした正負の両面について

活発に意見が出されています。

 

2. 専門演習

英語文献の講読を進めています。

1960年代から80年代の米・カナダの環境史について

グループごとに英語を翻訳・レジュメ化しています。

的確なまとめになっていて、

県大生の基礎学力が決して低くないことが見て取れます。

レイチェル・カーソンの『沈黙の春』への関心も高まったようです。

 

また卒論報告会を引き続き、行っています。

4年生はいよいよ執筆の最終準備となります。

3年生は、来年に向けたテーマ選定を行っています。

 

島の報告会

10月23日の5,6時間目を利用して、

各学科ごとに報告会が行われました。

経済は14報告が披露されました。

私たちは「対馬まなびカレッジ」というテーマで

対馬の新博物館、歴史学習、空き家の活用についてお話しました。

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評価は学生同士のピアレビューになっていて

現在集計中です。

対馬の皆様には、調査で大変お世話になりました。

改めて感謝申し上げます。