第二回東洋英和女学院大学(高崎ゼミ)との合同ゼミ
12月9、10日と佐世保校において、高崎ゼミと長濱ゼミの合同ゼミを
実施しました。
昨年度は、私たちが横浜の東洋英和にお邪魔しましたので、
今年度は、高崎ゼミの皆さんがこちらにおいでになったということになります。
まずは、以下の狙いを共通事項として設定しました。
1)日ごろの研究成果を学外者に伝える練習の場とする
2)環境の異なる場で学ぶ学生たちの交流を図る
3)西九州の社会経済や歴史文化に触れる
・・・陶磁器の中心地としての西九州・長崎県の歴史を知る
以下はスケジュールにしたがって、活動を振り返りたいと思います。
11:30 高崎ゼミ佐世保駅着
↓ 車でピストン輸送
↓ 長濱ゼミ代表者 佐世保バーガー調達・・・600円程度
12:20 長崎県立大学には確実全員集合 (307教室)
↓ 各大学混在で適宜ランチ
↓ 大学・ゼミ案内(各大学5分)
高崎ゼミのゼミ紹介
13:00頃 グループワーク
学生34名を5チームに分ける。討論のテーマ発表後、チーム内で持ち時間(30分)で議論したうえで、結論を模造紙に記入。できる限り客観的な結論に導くようにする。
熱心に議論をしていましたね。
いよいよ研究報告です。
13:50~14:20
①長濱ゼミ2年「地域振興・商店街に関する研究報告」(公共政策2年有志)
14:25~15:05
②高﨑ゼミ3年「なぜギリシャとドイツで格差が生まれたのか?」
15:10~15:45
③長濱ゼミ 「水道の歴史的な意味について」
15:50~16:35
④高崎ゼミ3年「なぜ、Brexitは起こったのか?」
16:40~17:20
⑤高﨑ゼミ3年「日本女性のワークライフバランスを整えるためには~スウェーデンの制度との比較から~」
18:30ころ 佐世保市街の「ムギハン」にて懇親会4000円(+税) ・教員は打合せ
10日(日)
10:10~10:45
⑥長濱ゼミ3年「歴史の中の金融恐慌」
10:50~11:40
⑦高崎ゼミ3年 「アベノミクスの成長戦略 ~EPAと観光~」
12:00~
【事前準備】2台レンタカー(大型車)を準備(佐世保駅前 ニッポンレンタカー)
12:30 有田ポーセリンパーク・のんのこの郷
14:00前頃 同地出発 (絵付け体験が早めに終われば少し早めに移動)
↓ 5km (10分)
14:00 佐賀県立九州陶磁文化館
844-8585 有田町戸杓乙3100-1 0955-43-3681
★学芸員の説明を伺い、陶磁器の一大集積地西九州の歴史的な背景を理解しよう
博物館内には好きな有田焼でコーヒーを飲める喫茶スペースも有り
15:20 有田陶磁の里 有田焼卸団地
有田町赤坂丙2351-170 0955-43-2288
★伝統的な有田焼から現代的な器まで自由に店舗を見学、購入
ゼミの近況(3)
11月22日、熊本を訪問しました。
アジアでは初、当然、日本でも初のFTタウンです。
その推進委員会の総会に出席させていただくことになりました。
総会は夜からでしたので、まずは熊本学園大学を訪問。
こちらは申先生を中心に学生さんたちが自主的にカフェを運営されています。
東アジア共生カフェといいます。
カフェ運営の課題や面白さ、そしてFT運動の深化について
いろいろとお話を伺いました。
ご多忙な中、いつも対応してくださる先生方に心からの御礼を申し上げます。
カフェ内には、フェアトレードの展示も多くありました
その後、熊本城の復興状況、国際交流会館のFTカフェの視察を経て
総会へと伺いました。
ゼミ生の鈴木君による活動報告も行われました。
今年、浜松市が日本で4番目、世界で2009番目のフェアトレードシティになりました。
この数年で一気に1000から2000台に増えたことになり、
世界的な普及が目覚ましいことが分かります。
同時に、当初先進国と途上国の格差解決から始まった活動が
国内や地域内の格差にも関心が広がってきています。
これは経済学や地域創造学とも関わる問題で、とても興味深い点です。
これについては、少し勉強を深めたいと思っています。
また学生FTカフェへの経済学部学生の参加率が低いとのこと。
世の中の公正に経済学部が鈍感になっていないか、心配な点です。
いずれにしても、今回も多くの方にお世話になりました。
今後とも熊本とのご縁を大事にしていきたいと思います。
ゼミの近況(1)
ゼミ活動のブログがどうしてもサボりがちになりますね。
まとめて、活動報告です。
11月3,4日と佐世保校の学園祭「鵬祭」が開催されました。
私たちはゼミとして、ホットドッグ店を出店しました。
大変な人出のお祭りでしたので、当初予定していた400食を一日で販売し、
翌日も200食を追加販売。完売となりました。
留学生の陳さんも連日手伝ってくれました。
ゼミが一つのチームになりましたね。
またフェアトレードサークルとしてコーヒーを販売しました。
200杯以上を販売することができましたし、
あわせてチョコレートを販売しましたが
こちらも150枚近くを売り上げることができました。
当初の売上予想が50枚でしたから、予想を大きく上回りました。
フェアトレードについてのお話もさせていだきました。
少しずつ佐世保の地にもこの運動が根付いて欲しいと思っています。
また卒業した一期生たちもきてくれました
アルバム写真撮影
10月20日は卒業アルバムのゼミ撮影日でした。
毎年、3,4年生合同で撮影してもらっています。
(そうすると、ゼミの連続性が見えてくるでしょ?)
今年は4年生が少し少ないのですが、全体写真になると
ずいぶん沢山写ってますね。
大学で出会う友人は、一生の宝物ですね。
そんな出会いの大学・ゼミでありつつげたいものです
後期ゼミスタート
後期が始まり、1月ほどが過ぎました。
基礎演習では、「適切な発展とはどんなものか」というテーマを設定し
グループ学習を進めていく予定です。
そのための手始めとして、小野塚先生のインタビュー記事を
利用してみました。http://emp-office.sakura.ne.jp/office/empfile/EMPowerVol8_Final_Web.pdf
19世紀型の経済発展と20世紀型の比較、消費主導と投資主導など
いくつかの座標軸を共有しました。
論敵とするには巨大な存在ですが、小野塚先生の指摘に疑問を挟めないか、
そんなところからスタートしています。
そして、川北先生の『イギリス近代史講義』を共通テキストにしています。
3,4年生の専門演習では、水の経済史、そして研究報告を軸に進めています。
John Broichの英文献(ロンドンの水供給)を輪読しているところです。
こちらのほうは、また改めてお話することにしたいと思います。
学年横断大同窓会
9月17日、あいにくの台風が九州に接近する中、
数ヶ月前から予定していたゼミの大同窓会を福岡で実施しました。
中止も考えましたが、楽しみにしているといるの声もあり
思い切って開催の運びとなりました。
実際、福岡の町は、風も雨もなく、普通の状況。
にもかかわらず、大型店が休業しているなど
なんだか不思議な状況になっていました。
結局、この日は、20名弱のメンバーが集合。
1から6期生までが集まりました。
場所は、福岡の薬院にあるシュッタット・マインツというドイツ料理の
お店にお願いしました。
とてもおいしいドイツ料理と暖かい接客で、
最高の同窓会となりました。
社会に出て沢山の辛いことに直面していると思います。
ひと時のこういう笑いの場が、それをどれだけ癒してくれるか分からないけれど
こういう時間を大切にしたいと思います。
そして母校・長崎県立大学がしっかりと存在し、
彼らの自信の一つであり続けられるように、努力したいと思います。