5月9日ゼミ活動
1.総合演習(3時間目)
『世界の歴史25』の7,8章を講読しました。
開国期の日本がとり扱われている部分で
なぜ、高校まで習ってきた「正しい歴史」と異なる記述になっているのか
全員で討論してみました。
また、19世紀のアジア三角貿易についても検討しました。
近代世界システムが内包する諸問題について、積極的な意見が出されました。
2.専門演習
(1)4時間目
『水の環境史』4,5章を講読しました。
公共事業に対する人々の考え方が戦後、大きく変わっていったことを
議論しました。
(2)5時間目
第一次大戦の再考に取り組みました。
ジョル『第一次世界大戦の起源』と
野村『隣人が敵国人になる日』の報告が行われました。
大戦の原因とされる同盟・軍備の問題、
戦争に直面させられた農民層の状況が報告され、
知っているようで知らない第一次世界大戦のプロセスを確認しました。
後者については、経済的困窮の問題があることも分かってきました。