6月14日のゼミ活動
1.総合演習
『戦後世界経済史』の6章3、4節を検討しました。
グローバリズムの進展、バブルの破裂の報告・議論を行いました。
ヨーロッパとアジアの比較を中心に、活発な意見が出されました。
また、バブルはなぜ発生するのかといった、今後の勉強の課題が出てきました。
後半は、10月の壱岐研修に向けた基礎資料を検討し、
今後、島の歴史班と松永班に分かれて、グループワークを進めていくことに
しました。
2.専門演習
・4時間目
ラートカウ『自然と権力』の5章を検討しました。
産業革命と環境、ナショナリズムと環境といった近代史を読み解くキーワードで
報告と議論を行いました。
また水との関係では、水洗トイレの普及といった、現代の都市生活に不可欠なものが
環境の視点から見ると、どうとらえることができるか、ラートカウの見解が提示されました。
・5時間目
チョコレートの世界史の『戦争とチョコレート』部分を議論しました。
大人の食べ物から子どもの食べ物へ。
兵隊の栄養食品としてのチョコレート、このような戦時のチョコレートの役割が
確認されました。
また、大々的なマーケティングも、同時期に展開されており、
この点も、今後、検討する価値がありそうです。
さらに、月末のゼミ旅行に向けて、各班の活動も進められています。
来週あたりにはTシャツも完成予定です。